B展帆
<展帆>
@風向きに応じてまずはヤード(横に伸びた棒ね^^)の向きを調整します。
Aヤードを等間隔にします。(←写真の上から2番目と4番目を持ち上げる)
B登しょうしてヤードに縛り付けてある帆を解きます。
C船首の縦帆から順番に帆を張っていきます。
 フォアマスト(一番前)のロアーヤード(一番下)が最後です。
 (操舵室の視界を最後まで保っておくため)
D再度登しょうしてセイルを固定します。

<絞帆>
基本的には展帆と逆の順番で帆を降ろしていきます。
解帆中の甲板員さん
サナギの正体はもちろんセイル♪
作業前のお約束=準備体操です
これからマストに登ります♪
↓は出港直後のヤードの切り替えの時の作業風景です(展帆の時は一緒に作業をしたので取材不可っす^-^;)
展帆の時はみんな裸足で腰には安全ベルトをつけ…4本のマストを班毎に担当します。
数十分かけて帆を揚げていきます。オーダーとアンサーバックの声、ロープを引く「わっしょい、わっしょい」の声、
笛の音がデッキ上を飛び交い、帆船が一番活気に満ちるひと時かもしれません。
「せーの!」
「わっしょいっ!」「わっしょいっ!」
かなりの重労働です
36枚の帆のひとつひとつに名前があり、それを操る300ものギア(ロープ)を順番どおりに引いていきます。
アンサーバックしようにもちんぷんかんぷんの私は「何だかよくわかんない、サー」(←もちろん小声っす^^)
(他にも「何て言ってんの、サー」「もう疲れたよ、サー」「ちょっと休ませてよ、サー」などのバージョンあり)

ひとつの作業が完了すると「ビレイオール!」「ビレイオール、サー!」で一度整列、次の指示を受けます。
オーダーの意味もどのセイルを揚げているのかも何もわからず、実習生のみんなの足手まといになりながら
汗だくでデッキ上を走りまわり、ふと気が付くと…エンジンは完全に止り風の力だけで走っていました。
ロープをビレイピンにとめて完了 帆走中は学生達も記念撮影☆ 帆走中の舵取りの様子です