F船のお仕事
船の下のほうにあるセイルロッカーをひとりこっそり覗いてみると…甲板員の方がセイルを縫っていました。
縫い物好きとしてはもぉ興味津々♪ついつい長居していろんな話を聞かせてもらいました♪
デッキ上での作業の合間にでっかい指抜きをはめてひと針ずつ手縫いで仕上げています。
少しでも風の抵抗を少なくするために普通の裁縫とは少し違う縫い方をしていました
バイアスの部分が多いので下手っぴの人が縫うと微妙によれたりするらしい(^O^;
普通の男の人は家庭科の授業でしか針なんて持ったことないだろーからねぇ。
ちなみに現在使用中の帆は二代目のB帆(1989年就航当時の帆はA帆)です。
常に予備として1セット(C帆)待機させてあるので、今縫っているのはD帆となります。
セイルは36枚で1セットとなるのですが、遠洋航海中でも縫えるのはせいぜい4〜5枚だそうです。
↓は比較的小さい縦帆なのにこの大きさ。でっかい(゜□゜)で、そのD帆もあと数枚で完成するそうです。
ところで素朴な疑問=微妙なアールの帆に仕上げるためには型紙かなんか取って裁断するのぉ?
答え=体育館などを借りてまとめて一気に裁断するそうです…なるほどねぇ。
でも帆布ってヤール幅だから膨大な量でしょ。しかも直接裁断でしょ。気が遠くなりそー。
航海中はコンパスで座標の位置を常に
確認するのでありまする。
素人目にはかっちょいい〜♪
もちろん見張りもしなきゃです
私ならクジラやイルカばかり
探してるかも〜└(^ε^)┐
当直中の実習生くん
しっかり見張ってちょうだいな
  
長崎港外に仮泊中の午後
(後ろは伊王島です)
甲板上で作業のお手伝いをする
真面目な^^研修生の皆さま
定番のロープワークも習ったけど…
もう忘れてしまったかも^^;
先生ごめんなさい
嬉しそうにマストに登るサル(^-^)v→
でもちょっとへっぴり腰っぽい(^O^;
         ←指導教官の方に頂いた写真を使わせてもらいました↑

入港前のお昼前。下船式&記念撮影をしてもらいました。
(画像はわざとぼかしてありますので悪しからず^^;)
19歳から69歳までの男女18人の珍航海(?!)も無事終わります。
海王丸に集まってきた目的は十人十色だったようですが、
国内体験コース15B01の同期生としてこうして海の上で出会い、
短い時間でもこんないい思い出を共有できるってステキです☆
一期一会です、ほんっと。
キャプテン初め専任教官、指導員のみなさまお世話になりました♪
ところで作業服とメットがすっかり似合うようになった気がするんだけど…